高コレステロールの要因

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高コレステロールを気にされている方は多いですが、なかでもきっと多くの方が気にされるのが

・LDLコレステロール(悪玉コレステロール)
・中性脂肪(トリグリセライド)

の数値ではないでしょうか。

特にLDLは、『悪玉』という名前のために必要以上に悪者扱いされてしまうようです。でも、体の中にあるということは、必要だから存在しているのです!というか、とてもとても大切な役割があります。

コレステロールは、
①細胞膜を強化する
②ホルモンや脂溶性ビタミンの原料になる
③消化吸収に必要な胆汁の原料となる

が仕事です。


嫌がられるコレステロールは、本当に体になくてはならないモノです!

そしてLDLは、細胞膜やホルモンを作るために血管を通ってコレステロールを肝臓から全身に運びます。一方、HDLは、余分なコレステロールを回収して肝臓に戻します。

では、どうしてコレステロールが多すぎてしまうのか?

まず、コレステロールの大部分は、食事から摂取しているのではなく、体内で再利用することで体内で合成されています。そしてコレステロールはその役割を果たしながらホルモンに変換されたりしていきます。

でもコレステロールが多すぎる=余るということは、ホルモンへの変換がうまくいっていないということです。

なぜうまくいかなくなってしまうのでしょう?

それは、コレステロールを変換する力がないから。
つまりエネルギーがないから、です。

糖質制限で元気のない現代人は、エネルギー不足なのです。。。

LDLの数値は、エネルギー代謝がうまくいっていないという証なのです。
ここで数値だけを下げることを目的にしては本末転倒です。

なぜ数値が高いのか?
数値を下げれば問題は解決するのか?

数値だけ下がってもエネルギー代謝がうまくいっていなければのちのちさらに悪化したり他の問題も出てくるかもしれません。

そして、コレステロールはPUFAの問題も絡んできます。

PUFAがどう絡むかは、またご紹介したいと思います。

元気な体を取り戻すために、蜂蜜を上手に取り入れて、元気な体で過ごしたいですね。